December 06, 2004

◆絶滅からの復帰

・モウコノウマ、モンゴルの地に帰る
WWFジャパンが更新されております。
2004年9月、中央アジアの平原から長らく姿を消していた絶滅種のモウコノウマのオス5頭、メス7頭の計12頭が、フランス保護施設から、モンゴルの地、コミン・タル(Khomiin Tal)に戻ってきました。
モウコノウマは、現在生き残っている世界で唯一の野生種のウマとされてきました。全長約2m、肩の高さ約1m、たてがみの立った、ずんぐりとした大きな頭が特徴です。
生息域はモンゴル西部、中国北部、カザフスタン東部の中央アジアに広がるステップ(平原地帯)で、群れで生活しています。モウコノウマは通常、オス1頭と複数のメスで、10頭未満のハーレムという群れを作ります。
食物である、草の豊かな草地を主な生息域としていますが、水場があれば、砂漠のような乾燥した場所でも生きていけることが研究の結果分かりました。


23:09:44 | harurin | comments(0) | TrackBacks