March 15, 2005

◆ムツゴロウ訴訟、原告の訴え棄却 諫早湾干拓で長崎地裁

asahi.com : 社会経由「農林水産省が進める諫早湾干拓事業(長崎県)の工事差し止めを求めて、ムツゴロウなど干潟に暮らす野生生物と住民が国を相手取った「諫早湾自然の権利(ムツゴロウ)訴訟」の判決が15日、長崎地裁であった。伊東譲二裁判長は「自然の権利には現行法上の根拠がなく、自然物に当事者能力を認められない」として、生物の訴えを却下し、住民の請求を棄却した。原告側は福岡高裁に控訴することも検討している。
 湾が潮受け堤防で閉め切られる9カ月前の96年7月に提訴。原告にはムツゴロウのほか、ズグロカモメ、ハマシギ、シオマネキ、ハイガイの鳥や貝など4種と諫早湾、代弁者として住民6人が名を連ねた。現在までに原告1人が死亡し、1人が訴えを取り下げた。」
こういった訴訟の本質的な意味を理解して、素早く柔軟な対応を農林水産省がするべきでしょう。そもそも諫早湾干拓事業は単なる税金の無駄遣いに加え、環境破壊、漁民の生活破壊という何の意味もない事業なんですから。>管理人




17:45:00 | harurin | comments(0) | TrackBacks