July 23, 2005

◆長良川流下行レポート-八幡から美並高原まで

リバーリバイバル研究所の新村さんが、7/21から長良川を源流から河口まで降ってみえます。昨晩は郡上八幡に到着した新村さんを囲んで激励会。今朝は出発する新村さんを見送りに行って参りました。
新村さん曰く「17年前、長良川を全て泳ぎ下ること、その理由を説明することは容易かった。有り体にいえば、ニュースになること。今にして思えば、大それた試みであった訳だが、あの時点で、自らの肉体を張って長良川河口堰の建設を世に知らしめることは、たぶん、大義として自分自身にも受け入れやすかったことだし、説明も容易だった。
 それを、また、なぜ今年繰り返すのか、ということなのだ。
運用から10年。という年だから、アユの記録的な不漁という異変?が世の関心を集めているからなのか、たぶん、そんな理由はボク自身にとっては、許容することは出来ないと思う。なんか、妙な言い回しになったが、ボク自身、今回の下りには、あまり明確な目的を設定できない、設定したくないという思いが強くある。」
ということで、水を守る会も1988年の発足から17年、河口堰の稼働後は、目立った活動はあまり出来ていませんが、新村さん同様、部分的な意味づけにとらわれず、長良川河口堰の抱える問題を広く世間に知らしめる活動を展開していきたいと思います。昨日の新村さんの報告や釣り人の情報によれば、今年の長良川にはアユはもちろん、あれだけ魚種を誇った長良川の多様な魚類が全く棲息していません。高速道路や、長良川源流のスキー場建設、台風の災害復旧による河川工事が原因かと思われますが、長良川が生物の宝庫だった時代は過去のものになってしまう日は近いのかもしれません。河口堰の撤去、上流のリゾート開発や河川工事の見直しでまだ長良川を救える可能性がある限り、今回の新村さんのような行動を続けなければ。まだ遅くはない。> 管理人

【長良川と吉田川の合流地点で記念撮影、新村さんとサポートの村山さんを囲んで(水を守る会スタッフと)】


13:24:02 | harurin | comments(0) | TrackBacks

◆長良川流下行レポート-八幡から美並高原まで(2)

【準備中の新村さん】

<br />

13:15:00 | harurin | comments(0) | TrackBacks

◆長良川流下行レポート-八幡から美並高原まで(3)

【いざ!長良川へ 新村さんとサポートの村山さん】


13:14:23 | harurin | comments(0) | TrackBacks