November 10, 2004

◆「もうダムはいらない−−自然のルネッサンスを求めて」シンポジュームのご案内

姫野雅義の吉野川日記経由、「もうダムはいらない−−自然のルネッサンスを求めて」シンポジュームのご案内
シンクネット・センター21は11月11日に「もうダムはいらない−−自然のルネッサンスを求めて」と題するシンポジウムを(特非)市民がつくる政策調査会とともに開催致します。
長らく人々が治水・利水を目的に、技術力を誇って造られてきたコンクリートの巨大ダムや堰が、便益に比して自然を大きく破壊するものであることがわかり、「ダムの時代」は終わりを迎えつつあります。「脱ダム」「ダム撤去」思想が、世界的な流れとして生まれているのです。ところが日本では国土交通省が数十年前の需要予測や科学的根拠の乏しい流量予測などをもとに、なおダムや堰の建設を進めようとしています。本シンポジウムでは、現在、八ッ場ダム(群馬)、川辺川ダム(熊本)、吉野川第十堰(徳島)などをめぐって繰り広げられてきているダムによる自然破壊、気候変動と治水、「緑のダム」の可能性などの議論を掘り下げることを通して、「脱ダム」「ダム撤去」による「自然のルネッサンス」を考えたいと思います。
主催
シンクネット・センター21、市民がつくる政策調査会
日時・場所
11月11日(木)14〜17時 衆議院第二議員会館第1会議室

【高山城山公園にて】


パネリストと報告テーマ

大熊  孝(新潟大学教授)
「21世紀の河川はいかにあるべきか」 
中根 周歩(広島大学教授)
「治水対策としての緑のダムの意義」
嶋津 暉之(水源開発問題全国連絡会共同代表)
「八ッ場ダムの悲劇」 
姫野 雅義(NPO法人 吉野川みんなの会世話役)
「吉野川第十堰を守る」
高橋ユリカ(作家)
「川辺川ダムの建設を差し止める」
司会・進行
 宇沢 弘文(東京大学名誉教授)
申し込み方法
議員会館入館時に通行証が必要となりますので、参加希望の方は事前に下記アドレス宛にEメールで参加者名、所属、人数をお知らせ下さい。
info@think-net21.com
参加費は無料です。
Posted by harurin at 09:10 P | from category: NGO | TrackBacks
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