June 21, 2005

◆『よみがえれ富山湾・黒部川 3周年総会と記念講演のご案内』

◆『よみがえれ富山湾・黒部川 3周年総会と記念講演のご案内』■日時…7月10日 13時30分〜16時30分
■場所…富山県教育文化会館 集会室(JR富山駅下車徒歩15分)

 全国の不要な公共事業の象徴となった諫早湾干拓事業。有明海が諫早湾から遮断されてから有明海はさまざまな異変が起き、海苔養殖をはじめとする漁業者に大きな被害を与えています。2002年2月に、有明海沿岸の漁民が原告となり干拓事業の差し止めを求めて裁判を起こしました。地裁では工事の差し止めがの判決が出ましたが
、今年5月16日の高裁判決では差し止めの取り消しが決定。現在、原告の人々は公害等調整委員 会に原因の裁定を求めると共に開門を求める行政訴訟の準備に入っています。
 富山湾でも入善・朝日の漁業者は同じ年に、排砂ゲートを使った黒部川のダム排砂の差し止め裁判を起こしました。諫早湾と富山湾―どちらも海を愛する者の想いは一つ。ゲートを開けて住宝の海を取り戻したい…。宝の海を再生させるには、多くの方のご支援が必要で。あなたもぜひご参加ください。

■内容…スケジュール
パート1 スライド上映
・13時30分〜14時00分 「黒部川その魅力とダム開発」
源流から河口までスライドを使って黒部川の魅力とダム開発によって荒廃した姿を伝えます。

パート2 調査報告
・14時00分〜14時50分 「ダム排砂による黒部川・富山湾の調査報告
金沢大学田崎研究室、福井県立大学青海研究室(予定)による調査報告
パート3 記念講演
・15時00分〜16時00分 記念講演「宝の海を取り戻そう」
―富山湾と諫早湾を結ぶ2つの裁判―

講師 馬奈木昭雄氏(よみがえれ有明海訴訟弁護団長)

※講師プロフィール 馬奈木昭雄氏

九州大学法学部卒業。水俣病訴訟弁護団副団長、予防接種訴訟弁護団長、筑豊じん肺訴訟弁護団団長、三井三池じん肺訴訟弁護団長として活躍。著書や論文多数。元九州大学法学研究科非常勤講師。久留米大学法科大学院教授。

■主催…黒部川排砂ダム被害支援ネットワーク
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      金谷 敏行
 TEL・FAX 076-463-5607
メール kanaya2001@nifty.com

Posted by harurin at 08:16 P | from category: NGO | TrackBacks
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