December 05, 2004

◆建造当時の第十堰が現れる

姫野雅義の吉野川日記曰く「久しぶりに第十堰が2日付け徳島新聞夕刊の1面トップで大きく取り上げられた。」ということで、徳島新聞によりますと「今年相次いだ台風の大雨で、吉野川第十堰(ぜき)の「上堰」を覆っていた土砂や雑草が流され、明治初期の建造当時の姿を残した青石による石組みが露出したことが分かった。露出したのは約三十年ぶりとみられている。堰の保全を求めているNPO法人「吉野川みんなの会」の山下信良代表理事は「歴史的にも技術的にも貴重。この機会に多くの人に見てほしい」としている。」との事です。
やたら、新しいダムや堰を推進するだけでなく、こういった先人の知恵から学ぶことにより、本当の意味での環境と共存可能な治水を考えて頂きたいものです。姫野雅義の吉野川日記も必読です。

Posted by harurin at 12:29 P | from category: NGO | TrackBacks
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